1961-10-25 第39回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
実は、先ほど申した災害見舞団の一員として、私は天龍川流域の大鹿村の現地を視察したのでございますが、このときはもう長い間陸路の交通が全部遮断され、われわれはヘリコプターで参ったのでございます。そうしてこういう所に人が住んでおったかと思うような災害地も見たのでございますが、その後こういう辺地の災害復旧につきまして原状にこれを復旧するということがいかにも金がかかる、その割合に効果が小ない。
実は、先ほど申した災害見舞団の一員として、私は天龍川流域の大鹿村の現地を視察したのでございますが、このときはもう長い間陸路の交通が全部遮断され、われわれはヘリコプターで参ったのでございます。そうしてこういう所に人が住んでおったかと思うような災害地も見たのでございますが、その後こういう辺地の災害復旧につきまして原状にこれを復旧するということがいかにも金がかかる、その割合に効果が小ない。
県下の災害の実情から申し上げますと、六月二十二日夜より降り始めました雨は、七月一日朝まで降り続き、前線が南北に振動したため、旬日にわたって豪雨の波状攻撃を受けたのでありまして、梅雨前線の活動によるものとしては各地とも記録的なものとなり、飯田市では一日の雨量が三百二十五ミリにも達し、これは明治三十一年測候所開設以来のものであって、このため県下の河川が増水いたしましたが、特に豪雨の中心地域となりました天龍川流域
最後に現地視察いたしました日本三大桑園の一つに数えられている天龍川流域の川路村桑園は、まさに冬の桑園の姿そのままでありました。飯田市の地方事務所で被害状況全般について説明聴取を受けました後陳情を受け、一応これをもって今回の調査の全予定を終了いたしました。
一方天龍川流域の国土開発の関連にいたしては何らまだ進んでいない。何かその辺に非常に矛盾があるのです。そういうふうな矛盾のあるものは国土総合開発で全部やつたらどうですか。
○佐伯委員 本請願の要旨を申し上げますと、裏日本並びに天龍川流域及び長野県の未開発資源はきわめて豊富でありますが、これが資源の開発にはトラツク輸送によらなければならないのでありまして、さらに輸送力の画期的増強を必要とするのであります。しかるに浜松市を起点として二俣町を経まして飯田線に連繋し、静岡県と長野県とを結ぶ遠信鉄道を敷設いたしますれば、地方産業の飛躍的振興に寄与するところが大であります。
ところがまだ私どもの見解としては、福岡、九州におきましては有明湾、筑後川、或いは遠賀川の沿線、東海においては、矢作川、揖斐川、天龍川流域、四日市、名古屋近郊でも相当現に出る。静岡県も天燃ガスをやつております。それから岐阜県の養老にも出ております。
せんだつてのあの非常なつゆどきに長野県の天龍川流域が非常な災害を受けまして、建設大臣から親しく御視察をいただいたのでありますが、建設省の直営工事でやられた上伊那郡の東春近村の堤防のごときは、二年かかつた工事がわずか数分間にして跡形もなく流れ、そのために数十町歩の水田が一瞬にして白河原になつているというような問題が起きておるのであります。
一体こういうことは天龍川流域のみに起きたことではない。われわれは建設委員として全国各地を見ておる。利根川の決壞を見て、私が即座に言つたことは、人為的につくられた利根川はすでに壽命来れり、使うことのできない利根川に水を流すことに誤りがある。天罰にあらず、人間の力の足りなさによつて切れたのだと私は指摘した。
○今村(忠)委員 御回答は了承いたしましたが、次に発電ダムによる河床隆起、これが水害の大きな原因の一つになつておるという点につきましては、今回天龍川流域の水害において大きな二つの実例があります。一つは下伊那の泰阜のダム、一つは上伊那近くにあるダムがその大きな被害を與えるいろいろの原因になつておる、こう思うのであります。
昭和二十四年四月十二日、衆議院規則第五十五條により、衆議院議長の承認を得まして、天龍川流域総合開発計画並びに融雪期における茶臼山附近地すべり情況調査のため、今村忠助委員、瀬戸山三男委員、増田連也委員、前田榮之助委員、池田峯雄委員、高倉定助委員並びに不肖松井豊吉は、西畑專門員外二名を帶同いたしまして、四月二十日より五日間にわたり、つぶさに現地の調査をいたして参りましたので、ここにその結果を簡単に御報告申
以上今回御調査になりました事項に対しまして所信を申し上げたのでありますが、なお加えまして、建設省としては、天龍川流域の総合開発につきましては一應考えておりますが、目下積極的に調査研究を進めております。知多地方総合開発計画の調査研究が具体的になれば、当然天龍川流城の総合開発も取上げ検討することに相なるものと存じております。
○淺利委員長 それでは本案に関しましての質疑は、一應本日はごの程度にとどめまして、次に、去る四月二十日より五日間、天龍川流域総合開発計画並びに融雪期における茶臼山附近地すべり状況調査のため、本委員会より愛知、長野地方に委員派遣を行つたのでありますが、この際派遣委員の調査報告を求めます。派遣委員、松井豊吉君。
前回の委員会におきまして、今村委員より提案になりました天龍川流域視察の件に関しましては、検討の結果その必要性は十分に認められたのでございまして、本委員会といたしましては委員派遣をいたし、実地を調査いたしたいと思います。つきましては衆議院規則第五十五條によりまして、委員会において審査または調査のための委員を派遣しようとするときは議長の承認を得なければなりません。
二一七 足尾、粕尾間道路政修の請願(高瀬傳君 紹介)(第七〇八号) 二一八 廣島縣の治山水事業助成の請願(藤田榮 君紹介)(第七〇九号) 二一九 十二湖を國立公園に指定の請願(坂東幸 太郎君紹介)(第七一〇号) 二二〇 廣島縣下各河川の砂防工事施行の請願( 松本瀧藏君紹介)(第七一一号) 二二一 大里、軽井澤間道路改修の請願(井出一 太郎君紹介)(第七一三号) 二二二 天龍川流域
光路線指定の請願(川越博君外三名紹介)(第 七〇七号) 足尾、粕尾間道路改修の請願(高瀬傳君紹介) (第七〇八号) 廣島縣の治山治水事業助成の請願(藤田榮君紹 介)(第七〇九号) 十二湖を國立公園に指定の請願(坂東幸太郎君 紹介)(第七一〇号) 廣島縣下各河川の砂防工事施行の請願(松本瀧 藏君紹介)(第七一一号) 大里、軽井澤間道路改修の請願(井出一太郎君 紹介)(第七一三号) 天龍川流域
—— 本日の会議に付した事件 請願 一 荒澤堰堤築設の請願(泉山三六君紹介)( 第六四三号) 二 観音寺町の水害防止工事費並びに地盤沈下 対策費國庫補助の請願(福田繁芳君紹介) (第六六六号) 三 鳥取縣の砂防工事費國庫補助増額の請願外 三件(庄司彦男君紹介)(第七〇五号) 四 廣島縣下各河川の砂防工事施行の請願(松 本瀧藏君紹介)(第七一一号) 五 天龍川流域
○大石説明員 天龍川流域砂防工事については、府縣補助工事として昭和七年度以降二十三年度まで三百四十二万円余を、また支流小澁川に対しては直轄工事として昭和十二年度以降二十二年度まで約九十一万円を支山したが砂防予算僅少のためわずかにその一部を実施したにすぎないのはまことに遺憾である。
光路線指定の請願(川越博君外三名紹介)(第 七〇七号) 足尾、粕尾間道路改修の請願(高瀬傳君紹介) (第七〇八号) 廣島縣の治山治水事業助成の請願(藤田榮君紹 介)(第七〇九号) 十二湖を國立公園に指定の請願(坂東幸太郎君 紹介)(第七一〇号) 廣島縣下各河川の砂防工事施行の請願(松本瀧 藏君紹介)(第七一一号) 大里、軽井沢間道路改修の請願(井出一太郎君 紹介)(第七一三号) 天龍川流域
○岩沢政府委員 天龍川流域は相當荒れておるために、この砂防工事は昭和七年からすでに改修をいたしておるのでありまするが、府縣の補助工事といたしまして、昭和七年度以降大體三百萬圓近くの工事費をつぎ込んでおるのであります。